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LAUGS blog

WAITING POSITION

私が当店のお客様と海に行き、一番数多くアドバイスするのがこのWAITING POSITIONです。
良い場所で波を待つことができなければどんだけ上手いサーファーでも良いライディングはできません。

当たり前のことですが良い場所で波を待つこれは、良いライディングをするには必要不可欠なことなのです。

まず波というものは海底がリーフのようなときにはポイントブレイクとなりやすく一定の形で規則的にブレイクしていきます。

こんなときは比較的ウェイティングポイントはわかりやすいですよね。

 

ただ下が砂になっている一般のビーチブレイクでも一定の時間良く観察してみるとある程度は規則的にブレイクするのがわかるはずです。

岸で見てるとだいたいのポジションがわかるとは思いますが、もう少し踏み込んでより正確に自分のウェイティングポジションを決めると良い波に乗る確率は格段に上がると思います。

まず岸からでも比較的判断しやすい左右の場所決めです。

これは自分の力量に合わせて確実に抜けられる場所を選びましょう。
その時に岸にある家や電信柱など目立つものを目安にしそこから動かないことが大切です。
また波の大きさによってもブレイクのし方が変わるのでたまに来る一番大きな波ではなく頻繁に来ているミドルセットあたりを目安にするといいかもしれません。

次にこれは岸から判断するには難しい前後、つまりはどれだけ沖で待つかです。

リーフブレイクだとどの辺にいれば良いかはわかりやすいと思います。

でもビーチブレイクの場合はブレイクする位置が波の大きさによってかなりランダムなことが多く判断するには経験が必要です。

私が見てる限りでは、中級者や初級者は特に沖で待ちすぎることが多いようです。
沖で待つとブレイクする波は限られてきてしまい少しでも左右の位置がずれたことによって波にすら乗れなくなってしまうので気をつけてください。
また大きな波は上級者も狙ってる美味しい波が多く限られた波を上級者と争うことにもなりかねないので気をつけましょう。

たくさんの波に乗ることが上達の秘訣なのは言うまでもないので頻繁に来る波を定位置からつかまえロングライドを心がければ、少しづつですが上達出来るはずです。

風が強いときでも流れがあるときでもとにかく自分の待つ場所で待てるようになること。
これを実行できるように練習してみてください。

★VIDEOを見てみましょう
上の動画は私とスクール生の女性が二人でサーフィンしてる映像です。
カメラは動かしていないので30分ほどの間、固定して同じ場所を写しています。
斜め45度の角度で撮っているので前後左右の位置関係が見にくいとは思いますが何とか判断してみてください。

この動画のど真ん中が私が考えるウェイティングポジションです。
大きいとだいぶ左からブレイクしますしダンパー気味です。
反対に小さい波は波に乗れないくらいパワーがなくなってしまうので腰前後の波を真ん中付近で狙うのが得策だと思いました。

私はある程度KEEPできましたがスクール生は最初の半分は奥(右)に行き過ぎてしまいます。
その結果抜けられない状態が続きました。

後半、私が何度か注意して真ん中付近で待つようになって何本かグッドライドしていました。

このようになぜ抜けられないのかを判断して最初にいたポイントに戻れればラッキーですよね。

もし一人だったらそのまま奥にいつづけたかもしれませんし・・・・

とにかく一人でも定位置で待てるようになること。

KEEPし続ける気持ちこれは本当に大事です。
それを心がけてこれから頑張ってみてください。